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この記事は「魔法少女まどか☆マギカ」を視聴した上で閲覧になってください。
ネタバレされてもいいやという方は、そのままお進みください。
(一応見てなくてもわかるように解説しております。)



概要
まどマギには考察スレを見た方ならわかるだろうが1コマ1コマに作品の背景となる要素が散りばめられています。
その大きな要素となるのがゲーテが作った「ファウスト」という戯曲に基づいている。

15世紀から16世紀頃のドイツに実在したと言われるドクトル・ファウストゥスの伝説を下敷きにして、ゲーテがほぼその一生をかけて完成した大作である。このファウスト博士は、錬金術や占星術を使う黒魔術師であるという噂に包まれ、悪魔と契約して最後には魂を奪われ体を四散されたという奇怪な伝説、風聞がささやかれていた。ゲーテは子供の頃、旅回り一座の人形劇「ファウスト博士」を観たといい、若い頃からこの伝承に並々ならぬ興味を抱いていた。そうしてこうした様々なファウスト伝説に取材し、彼を主人公とする長大な戯曲を仕立て上げた(なお、主人公の名前は「幸福な、祝福された」を意味するラテン語のfaustusに由来する。ドイツ語で「拳骨、砲」を意味するFaustと一致するが、偶然の一致にすぎない)。(Faustus概要)


僕と契約して魔法少女になってよ
さぁ、ここから私のターンですよ!!
作中で一番オカルトに近いなと私が感じた場面はQBの存在。正式名称はインキュベーター(孵卵器)
崩壊しかけている宇宙を救うための使命を与えられた生物で、人間(特に第二次性徴期の女性)の感情から、宇宙を救うためのエネルギーを回収する力を持つ。このエネルギー回収を効率よく行うため、魔法少女のシステムを考案した。

ここで問題なのがエネルギーとは何なのか?感情=想いである。
そのことに関しては11話でQBが語っている。
「僕たちはね、有史以前から君たちの文明に干渉してきた」
「数え切れないほど大勢の少女が、インキュベーターと契約し、希望を叶え、そして絶望に身を委ねていった」
「祈りから始まり、呪いで終わる――これまで、数多の魔法少女たちが繰り返してきたサイクルだ」
「中には、歴史に転機をもたらし、社会を新しいステージへと導いた娘(こ)もいた」
「彼女たちを裏切ったのは僕たちではなく、寧ろ自分自身の祈りだよ」

魔法少女や契約というのは建前であって、人間界で想いが叶った時点でそれは契約となり災いを担うことになる。
たとえば、Aさんが強い想いを抱く、強い想いは具現化(叶う)する。その対価として災いをAさんは担うこととなる。といった感じ。
これはアニミズム信仰や出口王任三郎の交霊術的思考と似たところがある、わかりやすく言うと対価による償い。
「そんな当たり前の結末を裏切りだと言うなら、そもそも、願い事なんてすること自体が間違いなのさ」(11話より)
災い・対価はソウルジェムを現しており、契約はQB(信仰対象)に想いが具現化するように願うこと、という事になる。そしてその願いを叶えた者は魔女となりソウルジェムを渡され魔女狩り(対価・罪滅ぼし)をしていく。
qb2.jpg
もうひとつはQBの存在である。
QBは地球外生命体でも宇宙人でもなく、「強い想いを具現化させるもの」であると考えられる。
上記してある通り動物は願いなんかしない、ありもしない空想をするのは知的生命体のみであり、リンク先にも掲載しているが、「霊術」には人に危害を与えるための「霊術」と、人を何かから助けようとするための「霊術」があると言えるのです。
また、呪い、とまではいかないまでも、人は誰でも、日常的に、自分の思いを「念」として発しています。これは、テレパシーや念力を信じる方ならご理解いただけると思います。この「念」も、一つ間違うと人を傷つけることがあります。「思い」は力になることがあるからです。

これらに書かれている「想い・念」を力に変換できるものこそがQBの存在であろう。
つまり現代の人間界においてQBの存在なくして生活することは難しい。
結果的に私が言いたいことは、QBは神に近い信仰対象物でしかないということ。QBに願いをしその対価を背負う(魔女になる)ということは、等価交換であり、まどマギの世界ではない現代でも、対価として、災いが起こるという信仰から成り立っている。

ちょっと難しかったでしょうか、リンク先とあわせて読んでいただければ、私の言いたい事が伝わるかとおもいます。(分かり易く教えたつもりです…。)
等価交換に関しては鋼の錬金術師やxxxHolicを見てもらえば理解できると思います。


個人的に…。
そのほかにもまどマギには様々な小ネタがあります。
個人的にはさやかさんと人魚姫の関係性と狂った「乙女の祈り」一番好きです。
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