「漫画やアニメが未来を予言していた!!」なんてことはよくあること。
その中には、MMRのサリン事件やジョジョの9.11事件など世界に大きな影響を与えるシャレにならない事件まで予言されている。
今回紹介するのは、その中でも一際異彩を放つ「Sirial Experiments Lain(シリアルエクスペリメンツ レイン)」という現代のネット社会を現したアニメである。


アニメの内容
Sirial Experiments lain(以下Lain)にはアニメとゲームが存在する、どちらもネット社会とそこに佇む岩倉玲音(いわくら れいん)という少女が出てくる作品である。
アニメとゲームは「マルチメディア企画」といって同時期に公開されているが、内容はまったくの別物なのでどっちも見なくてはならないということはなく片方だけ見ても理解できる?内容となっている。
今回紹介するのはアニメのほうである。

『存在は認識=意識の接続によって定義され、人はみな繋がれている。記憶とはただの記録にすぎない。』という世界観のもとで繰り広げられる、14歳の少女・玲音(lain)をめぐる物語。リアルワールドとコンピュータネットワーク・ワイヤード(Wired = 繋がれたもの)に遍在する「lain」という存在について。
登場する舞台は高度ネットワーク社会。ごく一般のおとなしい少女の玲音だが、突如クラスメート中に先日自殺した少女四方田千砂からメールが届く。
それがきっかけで玲音はPCや情報に関するさまざまな知識を身につけると同時に奇怪な事件に巻き込まれることになる。
玲音は自分の存在とともにリアルワールドとワイヤードの「壁」を取り払い、どこにいても人は繋がっている社会形態を作り出し証明することを実現させる。


予言というか先見の明。
これだけいわれても「ん?」となる内容だが、公開された1998年という現代社会は一家に一台という時代ではあったが、今のようなコミュニケーションツールとしてではなく、メールは行うが基本的に仕事ととして使うのが一般的であった。
次第にレインはネットとリアルの区別がつかなくなる。これは現代社会でもネットワークが爆発的に普及し始めた時そうであった。知っている人は知っている「キレる17歳事件」「ネオ麦茶事件」である。
ネットワークがコミュニティ的な存在になったのが1999年あたりの「2ch」の誕生である。
2002年から2007年まで「Flash黄金時代」であり、そこから子どもから大人までネットがソーシャルに利用され「ネットとリアルの壁がなくなる」「人はどこでも繋がっている」ということ。
このアニメで現代を示唆しているところである。いまやネットが情報の発信地であり、さまざまな情報を得るためにはネットはなくてはならない存在となっている。まさに現代を描いているかのよう。
Lain02.png



ゲーム版
1998年3月10日から11月10日まで連載、テレビアニメはテレビ東京で同年7月6日から9月28日まで放送(半年遅れでテレビ大阪・テレビ愛知でも放送)され、第2回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞した。プレイステーション(PS)用ソフトとして同年11月26日に発売されたゲーム版はトラウマゲームとして人気であり、今でもカルト的支持を誇っている。アニメ公開時にはそれほど人気がなく生で見た人というのはかなり少ないだろう。
パイオニアLDCという無名の会社がゲームを出し、出荷本数も少ないため今ではプレミアム商品となって高値で取引されている。
Lain01.jpg



小噺
Lainというのは一人ひとり解釈が違うのでストーリに関しての考察に正解がないのがこのLainの面白いところでもある。
ですので上記に描かれた考察が正しいというわけでもない。

1998年に放映されたテレビアニメ『serial experiments lain』を手掛けた小中千昭、安倍吉俊、中村隆太郎が再集結し、3人により描かれる新作『ですぺら』があるが中村氏が膵臓がんで亡くなったため、アニメ化の企画は凍結されている。


私は「Lain」も「ですぺら」も大好きな作品であり、アニメ化の話題が出た頃は誰も共有できる人がいないため独りで盛り上がってました。因みにローマ字でLainと打ってみてください。ですぺらに関する秘密も浮かび上がります。
「Close the world txen eht nepO」
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