不易流行:いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、新しく変化を重ねているものをも取り入れていくこと。また、新味を求めて変化を重ねていく流行性こそが不易の本質であること。
まさに都市伝説にふさわしいこの四字熟語。(本質的に)常に変わらず(時代とともに)変わっていくところが都市伝説の魅力だと私は思います。
私情はここまでにして内容に入っていきたいと思います。


概要
口裂け女は都市伝説の代名詞と言っても過言ではな程有名な話ですが、概要を説明いたします。
マスクをした若い女性が、学校帰りの子供に「わたし、きれい?」と訊ねてくる。「きれい」と答えると、「……これでも……?」と言いながらマスクを外す。するとその口は耳元まで大きく裂けていた、というもの[2]。「きれいじゃない」と答えると鎌や鋏で斬り殺される、以下ループといった話だ。(wikipediaより)


ルーツ
1754年に美濃国郡上藩(現・岐阜県郡上市八幡町)での農民一揆の後に処罰された多くの農民の怨念が、特に犠牲者の多かった白鳥村(現・郡上市)に今なお残っているといわれ、これがいつしか妖怪伝説となって近辺に伝播し、時を経て口裂け女に姿を変えたとの説がある。
宝暦(1745年)は江戸の後・明治の前。つまりまだ将軍様がいた時代にまで遡ることになり、また明治時代中期、滋賀県信楽に実在したおつやという女性が、恋人に会うために山を隔てた町へ行く際、女の独り身で山道を行くのは物騒なので、白装束に白粉を塗り、頭は髪を乱して蝋燭を立て、三日月型に切った人参を咥え、手に鎌を持って峠を越えたといい、これが都市伝説のモデルになったとの説がある。同様に岐阜県でも、明治または大正時代に女性が同様の姿で峠を越えて恋人のもとへ通ったという話がある。この話が鎌を持ち歩いている話につながったとされる。
上記によると恋人に会いに行くための儀式的なものであったり、はっきりとは掴みどころのない話になっていた。
だが1990年代に入り、整形手術や医療ミスなどの話題が出るに伴い、再び広まり始め、整形手術に失敗し理性を失った女性が正体であると語られこの話が90年代の怪奇・都市伝説ブームの発端となったと考えられる。
もうひとつ原型として『原爆少女』という話まで存在する。
夜寝ていると、原爆のケロイド状の少女が、やって来て覗き込むと言う。この話を聞いた3日後には聞いた人のところにも来るそうだ。
少女『私、綺麗?』
情報提供者の祖父「綺麗ってよりも、可愛いと思うけど?」
少女『・・・・・・私何処からきたの』
祖父「鹿島か、伊勢じゃないかな。』
少女『そう、ありがとう、おじちゃん。』
もし返答を間違っていたらどうなっていたのだろう……。
この話は最近語られるようになった話でまた新しく情報が出現している。
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速水春暁斎『絵本小夜時雨』より「吉原の怪女」


変遷し続ける情報
目はキツネ、声はネコに似ているともいう。
色白で痩身の美人とされることが多い。
身長は155cmくらいという情報がある。
身長が2メートルを超えていたという説も。(八尺様かな?)
血の目立たない真っ赤な服をきている、血の目立つ真っ白い服を着ている、など服装に関する噂も多い。
東京都江戸川区では、赤い傘をさしており、この傘で空を飛びこちらに来るという。
東京都王子では、白いコートを着て、白いブーツを履いているという。
東京都八王子市や国分寺市では着物姿で、サングラスをかけているという。
長い鋏や、出刃包丁、鎌、鉈、斧、メスなど複数の刃物を持っているとされ、人目の多い都会では、隠し持つことのできる鋏や鎌、メスなどが多く、田舎では出刃包丁や鉈、斧など殺傷力の高い凶器を好む。
豆腐を見せると逃げ出す。
福岡県では口裂け女はスペースインベーダーが好きで百円玉を投げつけると必死に拾おうとするので、その隙に逃げられる。
口裂け女は「べっこう飴」が大好物らしい。もし持っていたら、投げつけてやろう。口裂け女がそれを拾ってなめているスキに、逃げられる。
2人姉妹であり、かつて姉が周囲からもてはやされ、妹は落ち込んでいた。母が妹を哀れみ、姉の口をハサミで裂いた。
三姉妹の内、口が裂けているのは本人のみ。かつて3人揃って整形手術をしたが、末の妹のみが失敗して口が裂け、整形に成功した姉2人を羨んでいる内に精神に異常を来たし、子供たちを脅すようになった。
まだまだ複数あるが、さすがにすべては挙げられないのでここらにしておこう。
もはやこれはファンタジーの域に達しているのではないか?と感じてる方も多いかもしれませんwww
口が裂けている理由も様々である。
整形手術失敗説・姉の嫉妬説・事故説・医療事故説など諸説あるが時代背景としては整形失敗説や医療ミス説がしっくりくる。例えば、1968年(昭和43年)には和田寿郎氏が大血管完全転移症に対する手術のひとつであるマスタード手術に日本で初めて成功している。同年、日本初の心臓移植手術を執刀し、大きくその名を世間に知られるが、心臓移植の際にドナーとレシピエントをともに殺したのではないかという強い疑いをかけられ、殺人罪で刑事告発されている(不起訴処分)。というニュースでも取り上げられた和田心臓移植事件が存在する。
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海を越え語られる日本の都市伝説
韓国ウィキの「빨간 마스크」を見ると、最初から日本の口裂け女(입 찢어진 여자)のことから書かれてます。
 「韓国の怪談」にもちゃんと説明がありました。1979年に日本中の小学生たちをパニック状態にした口裂け女の話が韓国で赤いマスクの女として広まったのは10年あまり後の90年代初め。島村先生によれば、韓国で1989年に、それまで制限されていた一般国民の海外旅行が自由化され、日本の大衆文化が大量に流入しますが、この話もそうしたものの1つだったのでは、ということです。なぜ赤いマスクかというと、血の色の象徴、あるいは社会主義のイメージと関係があるのかもしれない、とコメントしています。


おわりに
口裂け女はのっぺらぼうの現代版、現代の妖怪談と言えるのかも知れませんし、その日常と非日常の境目の妙なミステリアス感が当時の小中学生の関心をひいたのかもしれません。
口裂け女の話は、もともとは「ちょっと恐い話」程度だったが歪曲し伝達したものだと思われる。
特徴的なのは、その尾ひれのつき方が、より強く話者達(主に小学生)の恐怖を喚起する方向に特化していったことであると言えるのではないかと思います。
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ちょっと画像こわいわww
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