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ストーリー
『小学3年生のサツキと5歳になるメイは、入院中のお母さんを空気のきれいな家で迎えるために、お父さんと一緒に都会から田舎の一軒屋にと引っ越してきた。ある日、メイは庭で2匹の不思議な生き物と遭遇。それはトトロというオバケで、メイが後をつけると森の奥では、さらに大きなトトロが眠っていた。その頃、お母さんの回復が遅れ、退院が延びるという知らせが届く。どうしてもお母さんに会いたいメイは一人で山の向こうの病院を訪ねようとするが、途中で道に迷ってしまった。サツキは村の人たちとメイを探すが見つからないので、トトロに助けを求める。果たして、二人は無事にお母さんに会えるのか・・・?田舎に引っ越してきた子供たちと、そこに住むオバケたちの心のふれあいを描いた『宮崎駿』作ファンタジー・アニメーション!』

概要
映画のストーリーは「狭山事件」を元に創作された
1963年5月1日に埼玉県・狭山市で女の子が誘拐され殺されるという事件が発生した。この事件と『となりのトトロ』には奇妙な共通点が見受けられるという。

『トトロ』の舞台は埼玉県所沢市で、狭山市と隣接している。
サツキ(=皐月)とメイ(=May)はどちらも5月を表す、物語も事件が起きた時と同じ5月を描いている。(事件は5月1日)

・狭山事件の被害者は16歳で、サツキの12歳とメイの4歳の年齢を足すと16歳。
・狭山事件=母親は病死で不在。トトロ=母親は遠隔地に長期入院で不在
・狭山事件は狭山丘陵には末期や精神病の病棟がある「八国山病院」がトトロでは母親の入院先は「七国山病院」という名称で存在している。
・事件後に、行方不明になった妹を必死に探す姉の姿が目撃されているが作中でも探し回るシーンが多く描写されている。
・妹の遺体が見つかった時、姉は錯乱状態に陥り「猫のお化けを見た」「大きな狸に会った」などの謎の言葉を発したらしい。
トトロのモデルとなった北欧の妖精トロールは死神で、人を霊界へ連れて行く。トトロが見える人は死期が近い人。カンタにはトトロが見えない。
・ジブリが公式サイトで「狭山事件とは無関係」と発表した日は事件と同じ5月1日。
・『となりのトトロ』の舞台は、宮崎監督が実際に暮らしていた埼玉県所沢市と言われています。また、サツキたちが住んでいる「松(まつの)郷(さと)」という地名は所沢市に実在する。

「サツキとメイは幽霊」説。
・途中から姉妹の影がなくなる。
・湖に浮かぶサンダル。サツキ「メイのじゃない」とひきつった顔で言い村の婆さんを安心させるが、妹の死を悟っている。
・母親の病院に行くがとうもろこしだけ置き、会わずに帰る。姉妹が幽霊である証拠。
・母親のセリフ「今そこでサツキとメイが笑っていた気がする」。生者に対する言葉ではない。だから2人はすでに幽霊。
・ハッピーエンドに見えるエンディングだが、姿が若いので、過去(姉妹の生前)の光景である。
・となりのトトロにはサツキとメイが地獄めぐりをする「隣のととろ」という原作があった。

これら根拠はあくまでもこじつけに過ぎない。

都市伝説には16分割された遺体が発見されたとありますが
正しくは絞殺されたことが原因の窒息死とされています
このように怖がらせるためだけに作った嘘の都市伝説も混ざっているので注意が必要である。
痛い画像

真実?こじつけ?噂が噂を取り巻く
ここまで諸説あげてきたが『トトロ狭山事件説』の反対意見もみられ“こじつけ”という意見も多い。
・宮崎監督の姪が上手く言えない子が「ととろざわ」と言った事が由来という説があること、死亡した少女は当時16歳、姉は当時23歳でかなりの大人であること。
・「行方不明になった妹を姉が必死に捜していた」という記録もありません。
・錯乱状態に陥った姉が「猫のお化けを見た」「大きな狸に会った」などの謎の言葉を発した、という情報も後から付け加えられたもので信憑性は薄いようです。
・「サツキがメイを探しているシーンで一瞬お地蔵さんがフラッシュバックし、コマ送りで見るとメイと書かれている。そして、メイが一人で地蔵の横に座っているシーンがある。」と【溜池Now~】で語られているが、そんなフラッシュバックシーンは1カットもない。完全なウソ。
メイが地蔵の横に座っていたのは事実だが、その部分を調べても、文字らしきものは全く見当たらない。(ちなみに公開時は1988年であり)
・こちらも【溜池Now~】で語られていたが「この映画はサツキとメイの魂の解放なんですよ」の発言のソースは例の「溜池Now~」のみであり、島田秀平が「それを聞いて、みんな(記者)の頭にハテナマークが浮かんだ」云々と、まるでその場で見てきたかのように語っているが、宮崎監督が公開当時掲げていたテーマは〈無国籍な作品が続いたので日本を描きたかった〉〈今の子供たちへ本当の豊かさを伝えたい〉と、おおむねこの二つのみ。公開後のインタビューでも、監督は“魂の解放”などとは一言も言っていない。(溜池Now情報は他サイト様から)
eb782de5.jpg

・当時結核は不治の病であるという話も流されていましたが、トトロの設定時(昭和30年代前半、1950年代後半)では、すでに治療法が確立していたことから、狭山事件絡みはデマの可能性も考えられる。
・『所沢市付近に八国山病院が存在する』といわれているが、所沢市の隣である東京都東村山市の地名で、八国山に隣接する保生園(現新山手(しんやまのて)病院)はサツキとメイの母、草壁ヤス子が入院している「七国山病院」のモデルとなったといわれ、一方、東京都町田市には七国山という小さな山があることから、病院のモデルは多摩丘陵(きゅうりょう)病院という説もある。どちらも元結核診療科であり精神科ではない。

このように一つ一つの情報を紐解いていくと『となりのトトロ』と「狭山事件」の関係性はあまりないようにもみられ宮崎監督の地元を描いただけとも思われる。たまたま近くで事件があっただけ…的な?

また、『となりのトトロ』は当初は60分の短編映画で、主人公の少女は一人だけの予定でした(初期のポスターには女の子が一人しか描かれていない)。ところが、同時上映の『火垂るの墓』が90分に延びることを聞き付けた宮崎監督が「俺も延ばす!」と言い出し、制作途中で突然80分の中編に変更。プロデューサーの鈴木敏夫が「どうやって20分も延ばすんですか?」と尋ねたら、「主人公を姉妹にすれば20分くらい延びるだろ」などと軽く答え、急遽サツキとメイが誕生したそうです。
宮崎によれば、当初女の子がトトロに出会う場面について、雨のバス停の時と昼間の時との2つの場面を思いついてしまい悩んでいたところ、映画化決定の1年前に入って主人公を2人の姉妹にすることを思いつき、サツキとメイの2人が生まれたという
つまり、”主人公が姉妹”という設定は後から生まれたものなので、「狭山事件を元にストーリーが作られた」という説はちょっと無理があるのかもしれません。
totoro.jpg


とは言うものの、「狭山事件は全然関係ない」とはっきり言い切れないのも事実です。主人公の名前がサツキとメイで、物語の季節も5月。なぜ「5月」にこだわっているのか?更に、ジブリが公式コメントを発表した日も事件が起きた5月1日!もちろん「偶然の一致」ということもあり得ますが、地元の近所で起きたこんな凶悪事件を宮崎さんが「全く知らない」などということは考えにくく、何らかの形で影響を受けている可能性は否定できません。

原作の草壁家(原作隣のトトロより)
原作のサツキとメイは母親のわからない子供として生まれ、毎日にように村人から執拗なイジメに逢っていたようです。
さらに、サツキとメイは母親は死んでしまったという。
お父さんの言葉を信じ、3人で暮らしています。お父さんは酒に溺れれサツキとメイに暴力をふるうこともあり、やがてメイは心の病にかかってしまいます。
そんな時、メイは死期の近い者の前にだけ姿を現すという、古い言い伝えの化け物「トトロ」と出会います。それからというものメイは死に魅入られて、死後の世界に思いを馳せるようになるのです。

お父さんも家に空けることが多くなり、お腹の空いたサツキとメイは近所の畑から、お母さんが大好きだったと聞かされていたトウモロコシを盗んでしまうのです。しかし、村人の通報により翌日には二人の犯行がばれてしまいます。
村人の報復を恐れたメイは逃げ出し、滝つぼに出てしまいます。そしてメイは「お母さんに会いに行こう」と笑いながらトウモロコシと一緒に身を投げてしまうのです…。

映画のトトロと比べると、とても悲しいお話です。しかし、当時(1950年代)にしてみたら、トトロと出会うことを除けば、サツキとメイのような境遇は、ごくありふれた日常だったのかもしれませんね。
ちなみに原作の『隣のトトロ』は残念ながら、現在では絶版になっていて入手は困難とのこと…

宮崎監督から見たトトロ

「サツキとメイは死んでいる」という噂話や「トトロは死神」という都市伝説は単なるデマの可能性が高い、実はその一方で「本当の裏設定」というものも存在します。例えば、サツキとメイの家がカンタから”お化け屋敷”と呼ばれているのは、単に悪口で言っているだけではありません。宮崎監督によると、あの家は「死者の家」なのだそうです。

「あそこは要するに病人が死んでしまった家なんですよ。僕は、基本的にあの家は、病人を療養させるために建てた離れのある別荘だと思ってるんです。つまり結核患者のために建てた離れなんですね。で、その人が死んでしまったので、そのまま用無しになって空いてたんです。そこへサツキとメイが引っ越して来たと。これは裏設定なんで、言う必要がないので誰にも言わなかったけれど、そう考えていた家なんです。妙に日当たりが良さそうなのもこの設定のためなんですね」(徳間書店・宮崎駿著「出発点1979~1996」より)

『となりのトトロ』には、このように「死のイメージ」を喚起させるような裏設定があちこちに組み込まれています。これをもって直ちに「トトロは死神だ」と結論付けるのはやや短絡的すぎますが、作品全体に散りばめられた裏設定から「不吉な雰囲気」を感じ取ったとしても不思議ではないでしょう。そして、宮崎監督は、トトロという生き物を通じてはっきりと”自然の怖さ”を描いているのです。

「日本の森や林は、本当は暗くて怖いんですよ。入っていくと、どこかおっかなくてゾクゾクするんです。何かいるって感じるんですね。前に子供たちと行ったんですが、子供は不気味がって”こわい、こわい”って言うんです。突然、恐怖に襲われて、”あそこには行かないほうがいい!”ってことになる。その”こわい”という気持ちが、日本人にとってはある種の尊敬の念で、要するに原始宗教、アニミズムなんですね」(同上「出発点」より)


映画のトトロは「森の主・精霊」と設定され、可愛らしい生き物として描かれていますが、本来は畏怖すべき存在であり、人間と意思疎通できるかどうかも定かではありません(宮崎監督も「トトロはサツキに同情して助けたわけではない」と明言している)。原作でもトトロも「所沢のお化け」ではなく、死期の近い人間の前にのみ現われる化け物として登場しているそうです。
つまり、トトロが本来持っている”ある種の怖さ”が観る人の心理や潜在意識に影響を及ぼし、様々な都市伝説に一定の説得力を与えていると考えられるのです。しかし逆にそれが、単なるファンタジー作品と一線を画し、長年多くの人々から愛され続けているのかもしれませんね。

都市伝説の発端は?

さて、『となりのトトロ』に関する様々な都市伝説を検証してみたわけですが、そもそもこのような都市伝説はどこから発生したのでしょうか?調べてみると、どうやら2001年に刊行された清水正さんの『宮崎駿を読む―母性とカオスのファンタジー 』が元ネタではないかと思われます。この本の中では、『となりのトトロ』に関して「結核療養所に入院したお母さんは病死、メイはお母さんを追って水死、もしかしたらお姉さんのサツキでさえ生命を失っているのかもしれない。この悲惨で救いようのない現実を体験したお父さん、たった一人”こちら側”に残されてしまったお父さんが、この『となりのトトロ』を作ったのである」と書かれていました。
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この本で述べられている説は、あくまでも「著者は映画をこのように解釈した」という主観によるものなので、正しいとか正しくないとかを論じることはできません、あまりにも衝撃的な内容ゆえに「実はこういう設定だったのか!」と誤解した読者が独自の解釈を付け加え、更に狭山事件と合わさる事で不気味な都市伝説が広まっていった、と考えられるのではないでしょうか。

メイのモデルの子の現在
どうやら『となりのトトロ』を制作当時、宮崎駿監督は小さな姪御さんをとても可愛がっていて、その子供をモデルとして”メイ”というキャラクターが生まれたようです。「メイのモデルは姪」という。

『トイ・ストーリー3』のアートディレクターとして働いていたピクサー社の堤大介さんは、小学生の時に初めて女の子を好きになった、その子がメイちゃんのモデルになった女性だそうです(なので、初恋の人は誰かと聞かれると、「『となりのトトロ』のメイちゃんです!」と答えていたらしい)。やがて堤さんは仕事の都合で海外へ行きますが、「トトロの森プロジェクト」という企画に参加するため日本に帰って来た時、18年ぶりにメイちゃんと再会。なんとそのまま結婚に至ってしまいました!実は『トイ・ストーリー3』にはトトロがゲスト出演してるんですよね。なので、メイちゃんが『トイ・ストーリー3』のスタッフと結婚するっていうのは(偶然とはいえ)運命的なものを感じる。
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スタジオジブリ資料として描かれているもの
itoto.jpg

トトロ1302歳で元ネタは
ミミンズク、ズクは679才、ミンは109才という年齢設定という公式設定。
(THE ART OF TOTORO 徳間書店
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