wonoko01

「をのこ草子(をのこ草紙)」という文書を知っていますか?
江戸時代にかかれた読み物で、作者不明であり、成立年代もはっきりしておらず。徳川8代将軍である徳川吉宗の時代(1716~1745)あたりに記されたものだという。また一部では、書物自体無いとされる説もある。
だが書いてある内容が驚くほど現代日本の世相を言い当てているため、予言書ではないかと有名なった文書である。


概要
「今より5代250年を経て、世の様変わり果てなむ。切支丹の法いよいよ盛んになりて、空を飛ぶ人も現はれ、地をくぐる人も出るべし。風雲をかりて雷電を益するものもあらむ。死したるを起こす術もあるべし。」
「さるままに人の心も漸く悪となりて、恐ろしき世の相を見つべし。妻は夫に従はず、男は髪長く色白く痩せ細りて、戦の場になぞ立つこと難きにいたらむ。女は髪短く色赤黒く袖無き着物を着、淫に狂いて父母をも夫をも、その子をも顧みぬ者も多からむ。」
「よろず南蛮の風を学び、忠孝節義はもとより、仁も義も軽んぜらるべし。」
「かくていよいよ衰えぬるそのはてに、地水火風空の大いなる災い起こりて、世の人十が五まで亡び異国の軍さへ攻め来るべし。」
「この時神のごとき大王いでまい、人民悔い改めてこれに従ひ世の中再び正しきに帰りなむ。其の間、世の人狂い苦しむこと百年に及ぶべし」



解説
 本書については、古神道家の友清歓真(ともきよ よしさね)が昭和5年に一部を引用して書いており、他にも昭和10年に著した中国学者の石山福治の著書にも書かれている。友清歓真は、雑誌の切り抜きを見せられたと伝たえており、少なくとも戦前までに大衆紙に記載されるなど、盛んに流布していたようです。
一段落目では日本の成長模様が書かれており、それ以降は日本人の在り方について書かれている。

 「切支丹の法」というのはキリスト教のこと、当時(江戸時代)は切支丹や耶蘇という表記であり異教として蔑まれており、異教を信仰していようものなら斬り殺されたり、踏絵で無理に改教させようとしていた世の中。
本書では「切支丹の法いよいよ盛んになりて」とある、日本で他宗教が受け入れられてきた時期は昭和の中期・後期頃。いまでは宗教差別している人間のほうが敬遠される時代になりました。
 「空を飛ぶ人も現はれ、地をくぐる人も出るべし」これはおそらく、飛行機や地下鉄などのこと。飛行機が日本で作られ始めたのは大正時代あたり、地下鉄とはいえないが地下を移動手段に使い始めたのは第一次大戦の時代
 「風雲をかりて雷電を益するものもあらむ。」風力発電や火力発電ことであろう。
日本人が初めての電気の存在に気づいたのは「エレキテル」の1765年。
 「死したるを起こす術もあるべし。」臓器移植や昔の医学では死んだも当然な治療不可能な病気も治すことができるということを指しているのではないか。今では万能細胞といわれるIPSやSTAP細胞などで死んだ臓器を再生することも可能となっている。
 「妻は夫に従はず~」女性の権利というものが平成になってから急成長してきました。
フェミニズムなんてものも出てくるほど女性が社会に進出し好き勝手やっています。(これ以上は自粛)
まさに現代から来たタイムトラベラーのように今の日本社会をズバズバ当てています。
 「異国の軍さへ攻め来るべし。」戦争を指しているのではないか。
 「この時神のごとき大王いでまい、人民悔い改めてこれに従ひ世の中再び正しきに帰りなむ。其の間、世の人狂い苦しむこと百年に及ぶべし」神の如き大王が天皇や総理大臣ではなかったら何なのか、もしかしたらブルービームかもしれない。100年というのはおそらくとてつもなく長い時間という意味だろう。


おわりに
明治以降、西洋近代文明を取り入れた日本社会は、急成長し現代では豊かな国となりました。「をのこ草子」は西洋の文明を取り入れた故に西洋の物質文明や価値観により日本人の心はしだいに失われることに危機を示す警告なのかもしれない。
またこの文を陰謀に置き換えて展開させている人もいるようです。(災害=3.11 異国=宇宙人説 雷電を益する=HAARP)
この書を公開した神道家の友清歓真は日本を学びつくし教えを説く、いわゆる保守派の人間。をのこ草子のような保守的な考えを持ってもおかしくは無い。この内容は日月神示と似ており、神道を学んでいるものなら内容は知っているはず。
そうなると友清が「江戸時代にあった書物」という体で作られた話であるかもしれない。
wonoko02
スポンサーサイト

Hugo_van_der_Goes_009.jpg
概要
 3大宗教の最古の文献と呼ばれる旧約聖書「創世記」におけるアダムとイヴ(エヴァ)は、人間の先祖であり有名な絵画が多数存在する。アダムとイヴは神様(ヤハウェ)に「食べてはいけない」といわれていた禁断の果実をイヴは蛇にそそのかされ、果実を口にしエデンの園から追放された。この話を失楽園(パラダイスロスト)という。
 この失楽園という有名な話だが、この禁断の果実というのは絵画などの芸術作品において、リンゴで表記されていることが多い。その影響により「禁断の果実=リンゴ」が世間的に周知されている。
 だが、禁断の果実というのは「善悪の知識の木」と書いてあるだけでリンゴとはかかれていない。リンゴというのは寒い地方に成る果物であり、乾燥したユダヤ周辺にリンゴの木は存在しなかったとされ「禁断の果実」は現代では、リンゴである可能性は低いとされる。


リンゴの理由
 なぜ、原文では特定されていない実がリンゴと特定され定着したのか。
旧約聖書の原文はヘブライ語で書かれており、一説にはヘブライ聖書の一編にある雅歌のなかで「林檎の木の下で、私はあなたを呼び覚ました。母親は彼処(かしこ)であなたのために産みの苦しみをなし」という記述があり、「産みの苦しみ」を「墜落」と解釈し林檎~墜落~禁断の果実となっていったのだろう。
 さらに、聖書をラテン語に翻訳した際に誤訳されたとする,禁断の果実を指すラテン語の「malus」には二つの意味があり、形容詞として使われる場合では「邪悪な」を意味し、名詞では「リンゴ」である。禁断の木の実をリンゴとする説は、邪悪な木の実」と「リンゴ」を混同されている。
 またギリシャ神話においても、ヘラ、アテナ、アフロディーテの3女神が美を追求するがために「黄金の林檎」を巡って争いを始めることから「リンゴは災い(墜落)をもたらす果実」として描かれることが多い。性愛を司る女神ヴィーナスの象徴がリンゴであり「性の象徴=禁断の果実」と結びつかないこともない。


人は我々のひとりのようになり
アダムとイヴは果実を食べた後、裸であることが恥ずかしく思いイチジクの葉で陰部を隠した。これは神に背いた罰として「男は労働の苦役」「女は出産の苦しみ」を与えられ、蛇は神の呪いとして地を這うこととなった。(上画像のトカゲ人間は蛇の前の姿)
男性についている喉仏はアダムは食べた禁断の果実を躊躇しながら飲み込んだために詰まらせた痕であるとされている。そのため西洋諸国では喉仏のことを「アダムのリンゴ」という。
marusyoku.jpg