皆さんは古事記とは何か知っていますか?
最初はイザナギ・イザナミだと思ってませんか?
古事記と日本人には今でもかなり深いかかわりがあることと、そして日本にどのような影響を与えているのか私の個人的な解釈付で解説していきましょう。


はじまりのはじまり
天地開闢01
この世界がはじめて天と地に分かれた時、(天:神の国 地:人間の国)高天原(たかまのはら)という場所に三柱の神が生まれた。天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)高御産巣日神(たかみむすひのかみ)神産巣日神(かみむすひのかみ)これらの神は造化三神(ぞうけさんしん)と呼ばれ一番初めに生まれたとされる神である。
続いて、二柱の神が生まれた。宇摩志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこぢのかみ)天之常立神(あめのとこたちのかみ)造化三神と二柱を合わせて別天津神(ことあまるがみ)と呼ばれ最上格の神とされる。

つづいて、国之常立神(くにのとこたちのかみ)豊雲野神(とよくもののかみ)が生まれ、さらに五組十柱(男女一対)の神々が誕生する。
宇比地邇神(うひぢにのかみ) 須比智邇神(すひぢにのかみ)
角杙神(つのぐひのかみ) 活杙神(いくぐひのかみ)
意富斗能地神(おほとのじのかみ)  大斗乃弁神(おほとのべのかみ)
於母陀流神(おもだるのかみ) 阿夜訶志古泥神(あやかしこねのかみ)
伊邪那岐神(いざなぎのかみ) 伊邪那美神(いざなみのかみ)
天地開闢02
上記の七組十二柱を総称して神世七代(かみのよななよ)という。

そして、高天原に「葦の芽」が伸び葦原中国(あしはらのなかつくに)が誕生する。(人間の国)
それと同時期に葦原中国から伸び、黄泉国が誕生する。(死後の国)
これを天地開闢(てんちかいびゃく)という。

神様がポンポン出てきてよくわからないかもしれないが
イザナギ・イザナミ以外の神はここで出番は終了で、次からは一切出てきません。


他教との違い
ユダヤ、キリスト教の聖典、旧約聖書「創世記」には神が7日間で世界をつくるが、日本と海外の神の捉え方の違いというのは天地開闢からきていると考えられる。

これは神道全体の話だが、創世記は神1人(人間であるかどうかすらわからない)が天と地、光と影など様々なものをつくるのに対して、古事記は神様一人ひとりに役割があり、その神が代表としてそれらを守っている(祀られている)。
これは、日本人の考えている八百万の神という考えの発端であると考えられ、事や物、ひとつの行動に対しても日本人は敬意を払い重んじる心がある。
さらに、神道には教祖や創始者はおらず聖典などの書物も少ないため実際には宗教ではない。
神社は万物に宿る一つ一つの魂(森羅万象)を祀る場所であり、イエス・キリストなど一概にコレといえるものを崇ているわけではない。神社で行われる祭りなどは、豊作を祝う豊穣祭、災害や人やモノの魂を鎮める鎮魂祭など自然を対象としている。
このように日本や日本人がどのように形成されていったのかを物語風に読み解くのが日本書紀や古事記であり、古事記、日本書紀は昔から今までの日本人の考え方や政に多大な影響を与えていったのである。

また、私の記事がきっかけで古事記や古典の面白さに気付き、興味を持ってくれたら幸いです。
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